2015年11月

この頃から、足(膝下から指先まで)に時々痒みを感じるようになった。
痒みは次第に強くなり、膝から下が真っ赤になって、掻いても描いてもおさまらない。

ある日、渋谷で仕事をしていたので、ネットで渋谷にある皮膚科のクリニックを検索し、行ってみることにした。

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クリニックのすぐ隣は、こんな昭和な雑居ビル。

 2時間くらい待たされて、やっと診察。

「蕁麻疹ですね。蕁麻疹は原因がハッキリしないんです。アレルギー止めの飲み薬と痒み止めの塗り薬を出しておきましょう」

若い先生にそう言われ、その日は帰宅。
ここから毎日、足に痒み止めを塗りたくってから靴下を履き、それでも足首や脛を掻きながら仕事をする日々が続く。

月末には出張もあったので、新幹線の中、移動車の中、取材・収録中、宿に帰ってから、とにかく痒みと格闘しながら、仕事中は集中力を落とさないように必死だった。

年が明ける頃になって、やっと痒みが我慢できる程度に収まってきた。
きっと、これが最初の「前兆」だったのだろう。